2012年4月30日月曜日

京都四畳半化 翔

ででん。

2日目

am 4時すぎに銀閣寺へ向け出発.
目的は裏の大文字山でお天道様に"おはよう"と言うことである。
夜中の道路は素晴らしい.
2~3車線の道路をトップスピードで滑り抜けらる。
案の定
大文字山の麓に着いた頃には汗がむんむんと吹き出していた。

他の登山に行かれる地元の方がいて助かった。
もしいなければ遭難していたと思う。
山を甘くみてはイケナイ.
教訓を得る事になった。

30分足らずで大文字の火床に到着


5時前くらいだったはずである。
眺めはよい。




見下ろすと
案外、急傾斜である。
登るときはこの階段を登ったが手応えあり。
マニアックに言うならば
白馬乗鞍の五線並の斜度はあった。



もう少しあがったところで
珈琲とパンをいただく
うむ 至高。




(一応)道路と階段の分かれ道。
ここに流れる地下水(湧き水)のビオトープが美しかった。





これ以上に気持ちよかったのが
こういった場所に集まる人は地元民かつ元気人だ。
彼らとすれ違う毎に交わす"おはようございます"の挨拶には趣がある。



秘密基地で身支度を整えてから
鴨川デルタへ向かう
一番お気に入りの場所だ。
勝手に拠点としている

京都の大学生はさぞ優雅であろうぞ




レブン書房できつねを購入後


インクラインに向かう、そして琵琶湖疎水、水路閣へ。









ここはあえて詳しくは書かない。
よくよく考えてくれたまえ。
僕は1人だ。
The lonely aubergine.

写真も自分で撮るから自転車を被写体にかぶせる。
どうみても寂しいヒトではないか。
だからインクライン云々は彼女とデートで行った暁に
写真付きで詳しく書く事にしよう。


その後
茄子は学生の特権を振りかざし
学割定期を使用して家まで無事帰りましたとさ.



















愛車のルッコラ(ピストの名前)は
もともとスノーボードのオフトレのつもりで買ったが
それ以上に何処へでも連れて行ってくれる。
1人で旅が出来るくらいに。
今回の1人旅で知ったのは
現地の人と話す事がすごく楽しいってこと。
友達とかのグループで行くとどうしても閉鎖的な空間になってしまう
たまには1人でぷらぷらするのもアリだと思う。
茄子は独りの時間が大好きだ

弁天さんみたいに可愛いぷりぷりした乙女が1人で歩いていると
天狗に連れ去られて天狗の修行をされちゃうかもしれないから
気をつけなさって。
僕をボデーガードに雇えばいいのだ!!










起承だからって
天があると思うなよ!
おたんこなすのぼけなすが!!!


京都四畳半化 癸

世間はGW.
諸君はどのように時間の浪費をしているのか
1年生のときはひたすら寝ていた!
2年生のときはバイト漬け、iPhoneもこの時期に購入。
そして今年。

残りの休みは雨なので
休みなどあってないようなもの。
そんなことなどお見通しなのだ。


27日の晩まで京都など森見さんや梶井さんの
庭に僕の付け入る隙などないからヤダ
と駄々を捏ねくりまわしていたが、行って正解だった。





28日の早朝大阪南部から
洛西竹林公園に向かう。
うむ、美しい。
艶やかな竹林であった








人生に必要なもの一切が竹林にあるとかないとか。

きっと 無い。






嵐山にむかうと人が水が流れるが如く犇めき合っていた。
茄子はこんなところをあまり好まない。

だけれども小学校のときから気になっていた
金閣寺はしっかり見物したのである。
もらえるお札はリュックの中でそっと大切に保管する事に決めた。





そのまま秘密基地のある松ヶ崎へ寄ってから
鞍馬山を目指す。
一定の斜度が続いており変速ギアを持たない
我がハニー号と茄子は苦められた。
がしかし
ドMが凄まじく開花し お茶の子さいさい



鞍馬と貴船の分かれ道。





鞍馬山


奥の院魔王殿までを一回り。
女性はヒール以外なら大丈夫だと思われるが
途中からは山道なので奥まで行くなら注意。
閼加井護法善神社でお水を2回も汲ませていただいた。
感謝




鞍馬天狗
如意ヶ嶽薬師坊、赤玉先生の代わりに成敗しときましたよ!



わらび餅もオイチイ。

心天狗というそば屋さん
いいお店で奥さんはとても親切であった。




1日目が終わる。














あの後、とある温泉へ行った。
ここには間違いなく森見氏の形跡があった。
ぷんぷん匂いが漂い歩いているだけで漂流香にぶち当たる
次第に妄想は高まる。
そんな中、番台のおばあちゃんとも
仲良くなりまたお話しに行こうと思っている。
しかし高い…
安い文庫1冊の価値があるのか
高いか安いかどっちなんだ。
あるかないかのチャンスにしがみつくのか
そこまでして師に巡り会いたいのか

逆境の中にこそチャンスは眠っている。


作家休業中の眠れる獅子を
千尋の谷の上から起こそうじゃないか。