2012年12月31日月曜日

31 Dec ,2012




今年は良い年であった。

小学生との石鹸づくりから始まる。
1月から3月末までのほとんどを雪山で過ごし
存分にスノーボードを満喫。
GWには京都へチャリ旅
夏休みは可愛すぎる猫ちゃん"jiji"を拾う。
夏休みは怠け者になったが
2度目の自転車での琵琶湖1周も決行した。

夏以降は読書に目覚めた。
それまでも月に3冊ほどのペースであったが
10月から12月は怒濤の読書量であったと自負している。
その間に秋の紅葉も満喫するため
稲荷の狐と鶏足寺の鶏に挨拶もした。
万事順調。


今年1番の後悔は...
夏休みに決行した1万円企画である。
あれはダメだ。
特に文庫、新書のみという制限が無闇矢鱈に冊数を増やした結果となった。
積読が高さを増すばかりである。
こまめに買うのがイチバンである。
マチガイナイ



1番の収穫は
Team Chamber のメンバーの結束だ。
このメンバーは1月の石鹸づくりが終点の予定であったが
今ではその時以上にグループの結束がある。
今では様々な企画を自ら提案しメンバーで共有したりもしている。
いろんな経験を積める1つの場として確立できた。
メンバー各位とリーダー牧野には心から感謝である。

今後は共有、アウトプットの場をより広く
またこれくらい盛んなグループを1つと言わず
2つ、3つと増やしていくことが来年度の私の目標にもなると思う。


こんな1年。
そしてこれからの野望。
であった。




今日も明日も1日200ページの読書からということで.

就職活動もほどほどに頑張っていきたい。
ああゆうものは今更努力しても変わらないのである。
21~2年の人生が数ヶ月で変わるもんなら
それはその程度のコトであろう。
就職がゴールでないのだ。

やる事はやってあとは自然体でいいのだ。


と自分に言い聞かせながら今ここに書いている次第である。







最後に今年1年で読んだ今年出版された本の中で
most valuable book
所謂 MVB2012を紹介したいと思う。


じゃかじゃかじゃかじゃかじゃか….ジャン。

















現代素粒子物語
ヒッグス粒子から暗黒物質へ
ブルーバックス
中嶋 彰 著






2012年様々な事がありましたが
その中の1つにヒッグス粒子発見があったのを覚えていますか?

「発見」という新聞記事を見た後、ヒッグス粒子、素粒子って
何なんだろう?と思いました。

それで手に取ったのが本書です。

宇宙誕生にも大きく関わるヒッグス粒子や
その他の様々な素粒子からダークマターについての
過去の研究から現代の研究まで
詳しく、かつ初心者の私にも理解できる内容で書かれています。
この分野での"発見"にはシックスナインの確立が必要です。
つまり 99.9999%
これは凄い確立だと思いませんか?98.9%は論外という世界です。
そんなシビアな仕事を研究者たちは成し遂げたのです。
何度も何度も失敗を重ねて...
そんな不屈の精神も垣間みれる本書を今年のMVBにしました。


なお第1刷が2012年6月20日のためこの本の中では
まだヒッグス粒子は発見されていない態で書かれています。
従ってこのときの著者はヒッグス粒子の有無は断定できないのです。
ここがより本書を面白くさせているのかもしれません。





これで年内最後の更新を終わります。


皆さんよいお年を
そして来年度もどうぞよろしくおねがいします。

今年と変わらず2013年もチマチマした更新になると思いますが
寛大なお気持ちで更新をお待ち下さいませ。




餅ばかり喰って窒息しないようにしたまえよ。



匆々頓首



2012年12月23日日曜日

中間報告



Facebookから跳んでくれたヒト
今更新しましたw
すみません。





今日は2つ言いたい事があります。
人によれば3つになる人がいるのかも知れませんが。
人によれば何を今更….こんな事、百も承知だわ。
と言われる方がいたらすみません。
はたまた私がこのような出しゃばった説教じみたことを
言える立場でないことは明らかです。
ただ、1人でもこのブログをみて明日からナニカ変われば
素敵じゃありませんか。
そう思って今から書こうとしているところです。
多めに見てやってください。
なんせ茄子ですから。


でわでわ、諸君、
僕の今日言いたいことは



1つ目に
アンテナをびんびんにしておくこと。

2つ目に
知的でまわりを固めること。

この2つです。




では1つ目は何故そうなのかというと

今日の1日を含めてお話しましょう。

ある映画を小さな映画館で見てきました。
題は「モンサントの不思議な食べもの」
という映画です。

概要を簡単に説明しますと

遺伝子組み換えについてです。

なにを今更と思う人もいれば
おっ!と思った人も居ると思います。

ニュースでよく取り上げられているため知っている方も多いと思いますが、
昨今の経済のグローバル化としてあがってくる問題の主たるものは
環太平洋経済連携協定いわゆるTPPへの参加に向けて
日本は積極的な姿勢を示しています。
しかし、TPP参加によって様々な問題といいますか
今までとの”違い”が生じます。
その中の1つが遺伝子組み換え食品の増加であると言われています。

映画ではモンサントに対する脅威を
さまざまな資料と証言を元に示しています。

率直な意見としてはこの映画を見た後
遺伝子組み換えに賛成と言う人が居れば僕は是非その人の持論を
伺いたいと思うほど、遺伝子組み換えに否定的です。

僕は今この問題について非常に興味があります。
様々な立場の本を読み、人の意見を聞き、
なんとか自分なりの意見を持とうと努力しています。

これはあくまで個人的なものであります。

言い換えると例えば就職活動において
とても興味のある業界や企業に興味あるとする。
業界研究などを進めていけば1社はそんな会社が見つかるでしょう。
その会社には1つのウィークポイントがあったとします。
すなわち弱点です。
じゃあ克服するためには?と考えます。自分が社員になったつもりで。
当然疑問が湧いてくるでしょう。
その疑問にたいしていろいろなアプローチをかけるのです。

もっと簡単な話、生きてる上で疑問の1つや2つあるでしょう?
それを心の中で持っておくのです。
そんな時
情報のアンテナをビンビンにしておけば
いろいろなアプローチにつながります。
じゃあもっと、と好奇心が刺激されてますます積極的になると思います。


人は1人1人やるべき天職があるのです。
だらだら生きてもオモチロクない。
じゃあ積極的になろうということです。

とくに若い諸君(僕を含む)。




次に
知的でまわりを固める。

これは友達のことです。
今日もこんな映画を見るのに誘える友達を持っていることは
誇りに思います。
帰り道の歩いてる時間は議論の場ともなりました。
非常に濃い時間を過ごせたと思っています。


月に一回は知的な人の中に入り込んだり
そんなグループで議論を交わすことは非常にいいことだと思います。
是非おすすめしたい。




そして僕は今、就職活動中にも関わらず
こんな議論したり出来る場を作りたいと思いました。
そう、僕はなんでも突然思いつくのです。
(あまり長続きしたことありませんが…)
今から「メンバーを募集」したいと思います。笑
誰も手を上げてくれないのが現実ですがw

けれどリアルに本気で考えていこうと思いますので
FB知ってる人はFBで
ここにコメントくれてもいいですし
私のアドレスもありますので。
記事の下のメールマークをクリックしたら
メールウィンドウが開くはずです。

因にグループの名前ももう決めてますので
僕は本気です。笑

ぜひぜひおまちしています。









で気になった人は映画もドーゾ。
よかったですよ。


最後はメンバー募集になっちゃいましたが
まとまりがなく、見栄えも悪くすみません。
精進します。






2012年12月1日土曜日

就職活動、本格始動


12月1日0時0分から
リクナビやらがエントリー開始したけど
即刻ダウンして復活しないからブログ更新します。


全然更新してなくてすみませんなあ。


大学3回生、院生は就活はじめてますか?
なんか厭ですね..
みんなで一斉に我が先にと怒濤の席取り合戦。
JRのラッシュ時なんかもう.
座りたくてみんな必死です。
あんなイメージ。

けどそれが今の日本の新卒採用だから
1人の人間がいやいや言ったところで
流れにのるしかないのだけれども。
エントリーシート、面接対策も飽和状態
その中でオトナは個性を出せだの自然体だの
ワケワカラン注文をたくさん出す。


自分のしたい事ができるところに皆がいけたら
一番良いのだけれども。
斎藤孝さん曰く
就職はいずれ落ち着くところに落ち着いていく
のだそうな。


皆さん良縁に巡り会うのを気長に頑張りましょう。





という前置きはさて置き。

ここで1つクイズを出そう。

*********************

3人で宿屋へ泊まりまして


払いが30円だったのです。
みんなが10円ずつ出しました。
フロントの人間がサアヴィスと云い
5円まけてくれました。
それを女中が3人のところへ持って来る途中で
その中から2円を胡麻化してネコババしました。
そして3円だけ返したのです。
その3円を3人で分けたら
1人1円ずつ払い戻しがあったのです。
10円出したところへ1円戻ってきたから
1人分の負担は9円ですね。

3×9=27
女中のネコババした2円を足して
〆て29円

おや、最初30円出したのに
1円は足りない。


*********************



何故でしょうという問題です。


これは値段を変えたりして同じような問題を
見たことある方が居るかもしれませんね。
今回は、多分元祖元ネタから引用しました。




内田百間
第一阿房列車
新潮文庫
より







ちゃっかり本の紹介になってるがこれもまた良書。
彼の文体は非常にオモチロイ
茄子のお気に入りは”スウィッチ・バック”である。

急な勾配を登坂、降坂する際に
ジグザグに敷かれた路線を列車が走行することを
スウィッチ・バックというのだが本文内での引用が良かった。
米原駅も登場するので驚いた。
昭和27年の作品である。
歴史とともに悠久の列車の旅を味わえる作品だ。


因に問題の答えは本を買っても載ってません。
僕に聞きにきて下さいw


2012年11月3日土曜日

読書の秋



大学に入学するまで決して読まなかった本。
それまでの人生において漫画ですらあまり読みもしなかった。
ひょんな出会いで大学2年の秋から少しずつ読み出した。
あれから1年くらい経った今、
毎月4、5冊読んで現在は50冊程になった。
大学卒業までに150冊を目指す。
ちっぽけだが自分の目標。
卒業まであと12ヶ月と4ヶ月程…
今から毎月7冊にシフトアップしなければならんな…
今気づいてしまった。。。

それはさておき

今まで読んだ中でのmy best3を今回は紹介しようと思う。
如何せん稚拙な脳味噌での1解釈として
以下の紹介と言うべきか推薦文と言うべきか、
"ぶつ"を見ていただきたく思う。


御容赦あれ







デイヴィット・ボダニス 伊藤文英ら訳
『E=mc^2』  ハヤカワ文庫


実に有名な公式 E=mc^2(^2は二乗の意)を簡単にされど深く説明してくれる。
1905年にアインシュタインの発表した公式と繋がりのある未来と過去を
臨場感溢れる表現で書かれていることによって
自分がその場に居合わせているような錯覚さえ味わえる。
歴史的な科学者が何人と関わっていることにも驚くだろう。
最後には注と文献案内がありより詳しく知りたいときにも助けてくれる。












森見登美彦
『有頂天家族』  幻冬舎文庫

著者である森見氏は小生が勝手に師と仰ぐお方である。
先生のお陰で読書に目覚めたと言って過言などではない、その通りである。
物語は下鴨神社に住む狸の一家を中心に大きな渦が巻き起こる。
家族愛をこれほどまでに面白可笑しく書けるのは森見氏の才能か。
「緑色に塗られた不思議な形の天井は、中央がくぼんで天窓になっている。
かすかな光が射して、濛々と漂う湯気を照らしている。」
今年のGW時に何度も読み返したお気に入りである。
小生はこれを読み、鞍馬まで自転車行こうと決意した。












吉野源三郎
『君たちはどう生きるか』  岩波文庫

主人公は中学2年生のコペルくん。
彼の発想、考え方には度肝を抜かれる。
そんな彼の叔父は彼に対して様々な助言をノートに記す。
人間について、友について、勇ましさについて、貧しさについて…
「人間の立派さがどこにあるか、それを本当に君の魂で知ることだ。」
読み終えると自分の中で何かが変わっていることがわかってもらえるだろう。
君たちはどう生きるか
是非読んで戴きたい1冊だ。







2012年10月14日日曜日

茄子の日常



夏休みは終わった。
実に不毛そのもであった.
がしかし、なんと、実りもあった。

自分の思考を客観的に見ることができた気がするのである。
周りの風潮に流されず自分の信ずる方向へとひた走る。
なんといっても自分の人生
ほんの一瞬であるからこそ
後悔の無いようにしていきたい。
1つ1つしたいことをやり遂げていけばいいのだ。
かつ、周りの人を幸せにできればこの上なしだ。
と妄想に耽る



先日の体育の日、友人と2人で琵琶湖一回転をしてきた。
彼とは去年も1周したので実質2周目である。
去年と違い脚の疲労がとてつもなかった。
何度もぎゃーぎゃー悲鳴をあげたが
なんとか周りきれた。

誘ってくれてありがとう。
来年は違うところを1周したいものだ。
ヒトとは何かを1周したくなる生き物なのかもしれない。








土日とは実に有意義な時間である
我城塞にてこれまた妄想を膨らます。

読書に耽り
映画に見入り
少しだけ脳内も整理する。

学生というものは実に都合がいい。




前に購入した本棚は今こんな塩梅。
欲しい本があっても銭がなけりゃ良くない。。





p.s.

琵琶湖1周の結果を書き忘れたので以下に記す

走行時間 : 6時間56分
走行距離 : 149.56 km
最高速度 : 48.1 km/h
平均速度 : 21.4 km/h
総時間(休憩等含む) : 約9時間50分

去年(13 Sep,2011)のリザルトと比較すると
今年は幾分時間がかかった。
ただ、出発前にリセットしたため、データは正確である

朝の冷え込みに関節を責められたのも否めないが
なんといっても歳をとった。
無茶できる年齢じゃなくなってきたのだ。
実際去年よりも遥かに辛かった。
たくさん休憩もした。
が、達成感は大きい。


ついでに
このビワイチ中にメーターを買ってから1000km走行を突破した。










2012年9月5日水曜日

小さな命



諸君
ご無沙汰である。


突然だが、皆は運命というものを感じたことがあるだろうか。
茄子はよく感じることがある
というかそうゆう風に考えるようにしている。


分りやすく言えば
バイトの面接に落ちた。
これは前から決まっていて、なるべくしてなった。
運命だと。


なぜ、何故、why
と考える時間が無駄で無利益。

ま、時には反省、復習も必要だが…




だけれども
ごく自然に、これって偶然すぎる
という程うまく話が進むことがある。
まさにほんものの運命との出会いだ。




1日の夜
隣にある父方の祖母の家の床下から
何か動物の声がすると言われ
駆けつけてみると…

"みゃー、みゃー、みゃー"

とどこからか聞こえてくる。
猫のような鳴き声だった。

聞こえてくるのは洗濯機の排水溝の中からだ。
入り込んで詰まってしまったのだろう。
そう仮説を立てた茄子は水を大量に流し込んでみた…


しかし
大量の水が流れているにも関わらず鳴き声が…




その時は夜だったため諦め
翌朝救出作戦を決行することに。



2日の朝
床下ではないかと考えた父と茄子は
床をドリルとノコギリで切り落とした。









懐中電灯で探してみると黒い物体が…

黒猫だ!
しかも子どもの


救出作戦は成功に終わった





ここで初めて言うのだが
救出中にはどうしても救いたいという思いと同時に
飼えるなら飼ってやりたいという情が芽生えていた。
助けて、助けてと訴えているように鳴くのである
パイプを引っ掻く音が1日の夜は聞こえたのに
救出したときは小さく縮こまっていた.
心配で心配で.


段ボールへ入れてあげると
こんな眼差しで見上げてくる。
こんな老いぼれ茄子に何を求めるのか….

ありったけの愛を吸い尽くされたので
しわくちゃになりそうになったが...耐えた。




引き取り手を探しつつとりあえず保護することに.
何をしてあげたらいいかも分らず
ネットの情報に頼りっきりの状況。

その間にもよく鳴く。
親猫にひきとってもらえることが
この子猫にとって一番の幸せだと考え
軍手を着用し接触。
親猫らしい黒猫を家の裏で見かけたのでそこへ段ボールを開けて置いた
がしかし親猫は子猫を引き取らず…


救出した日(2日の夜)
生後間もない子猫が親と離ればなれになり
それでも必死に生きようと鳴き
よちよち歩いているのを見ていると
可哀想で
高まってしまった。
このときは耐えることなどできなかった.






翌日(3日)
引き取り手が家に来た。
とりあえず家の近くの病院へ

診察してもらい、軽い脱水だが元気だとのこと。
2人とも猫は初めてだったので
いろいろ親切に教えてくれたのである。

優しい先生方だった






ここからが大忙しだ。
飼うのは滋賀の北部。
今は大阪。

let's go
茄子mama CAR


2時間弱




滋賀の方でも病院に行った。
必要なものもこっちで買った。









とりあえず





茄子の母
ジジの母

ありがとう

ほんとうに感謝してます。








ないたりもしたけれど、ぼくたちはげんきです。









そうそう名前の紹介がまだだった
JIJI(ジジ) です.
魔女の宅急便からいただきました。
僕らのJIJIは女の子なんだけどね//
女の子なのにジジだなんて粋でしょう。



最初体重は182gだったけど
今では230gもあるの!

ミルクもたくさん飲むし
うんちもおしっこもいっぱいする。


成長盛りの元気な女の子。

生き物だからこの先どうなるかは全然わからない。
でも、この突然授かった小さなちいさな可愛い命
を1日でも長く、大切にしていってあげれるよう
最善の努力をするつもりです。
どうか暖かく見守ってやってください。
















2012年8月25日土曜日

Mt.FUJI

※あくまでこの記事はアルバム的な要素であり
指南の意味はなしていないので御容赦あれ




8.23日


富士山へ行ってきた。



夜行バスに乗り込み富士宮駅まで
そこから登山バスに乗り換え5合目まで。



息をのむ美しさ。
1人なのにニヤニヤしたのは言うまでもない。


9時過ぎに登山道へとずんずか進んでいった。







数分で六合目に到着。
既に2500m..たかまる。







9:44

新七合目。
そう"新"である..
次の元祖七合目は人が多く撮りずらかったので
写真はない。
忘れていた訳ではない。








徐々にガスが上がってきた。
天気がよく見晴らしも最高だったので
山頂に着くまで保って欲しいと願いながら.










10:37

遂に3000mを超した。
五合目でも涼しく感じたが
ここでは風を冷たく感じた。








11:03

九合目
このあと9.5合があるなんて






高所で働くブルドーザー
ご苦労ご苦労。









そして山頂へ







11:54

3775.63m
四捨五入で
3776mである

天候も悪くなることなく辿り着けた。
上々。上々。




休憩を合わせて3時間程で登れた。
これは茄子にとって快挙である。
布石を的確に打っていただけでなく
富士山までも布石の1つに過ぎないという
心意気の現れであろう…
しかし諸君なめるな山を。
たまたま天候と体調が良かっただけである。
なにごとも運なのだ。




小さい子どもからお年寄りまで
老若男女様々な人とすれ違った。
国籍も様々であった。
日本一高い山に五合目から登っただけで
どうこう言えるのは
ちゃんちゃらおかしい話だが

少なくとも平和であった。
ひとりひとりの心は苦しくとも澄んでいたろう。
なぜそんなことが分るのか
すれ違っていく人、皆と目をあわせて声をかける
このような妖術を大胆にも駆使していたのである!!

山行の趣はそこにあると思われる。


もちろん風景を眺めるのもいいことだ。
御来光もさぞ美しいだろう。
ひとりで登りきったぞという孤高の岳人もいるかもしれない

しかしその登山靴は誰が作った。
着ている服は…
これぞ人間分子のチカラ
人は人との関わりをもっと重要視すべきである。




登りは声をかけて力をもらう
下りは声をかけて勇気を分ける


これぞ岳人の心意気だ。


と思って歩いていた…はずである。


帰りは温泉に2度も入って
夜行バスで帰路へとついた。



次回は1合目からのチャレンジを目論んで作戦をこねる。



2012年8月22日水曜日

recently


夏休みも半分が過ぎようとしている。
そして茄子は再び思う。

"なにかせねば"



コトは冬の3月に遡る。
白馬の山で過ごしている時
1人のやまのぼらーに出会った。
とてもフィーリングが合った、と勝手に思い込んでいる。

独りで冬の山に登っていき
頂で珈琲をすする…

いい…..


そして僕も冬だけじゃなく
夏の山でも遊びたいと思った。
その方は夏、山小屋のスタッフとして働かれている。

その時から富士山への挑戦を目指した。


と言っても布石は
GWの京都侵略。
のみであった。

不安であったから今年の送り火に向かって祈った。
安全大一




女のヒールアタックは
殺人的痛さであった。



続いて金剛山へ



森林浴ができた。


森林限界を越す富士山頂をなめるな!
との野次が飛んできそうだが



気にしない。




それでは今夜から行って参る。

不毛な大学生の猛進撃を見るがよい。





ところで家の南瓜も猛進撃をしている。







奥の方までどんどこどんどこ伸び放題である。
なかなかオモチロイ。

ヒトも他の植物に負けてはおれまい...



2012年8月3日金曜日

暴挙


大学の試験が終わり3年生の夏休みに突入した。

4年次の夏休みはどうなるかわからないので
気軽にのほほーんと過ごせる夏休みは
今年が最後かもしれない。
これは茄子の一生においての一大事である。


"なにかせねば"


こういったワケワカラン
衝動に駆られた少年は
未来にむけての布石を
ところ構わずに打ち込む。

そこに「有意義」と言う風な利益的意味は無い。



少年はHくんという友達を引き連れ
梅田の丸善ジュンク堂に乗り込んだ。
彼らはささやかな時給で
せっせとアルバイトで稼いだ1万円を使い切り
文庫、新書、単行本を買う。という
1万円企画
を決行したのである。


まさに暴挙以外のなにものでもないのは言うまでもない。



おのおの捏ねくり回してカチカチになった
ブックリストを片手に持ち
買い物かごに次々と本を投げ入れた。

Hくんは
本屋で買い物かご持つなんてはじめてやぁ
とはしゃいでいた。

購入する本に目星を付けていたので
小1時間程で約1万円分であろう本を持ち
レジへと前進

しかし

なんとHくんは8500円くらいで
1万円に満たないという卑猥な行為をして退けたのだ!

少年は10540円と多いに満足
もっと卑猥だ。
左のレシートは後で買い足したもの。






近くにある少年の元バイト先で優雅にランチを頬張り
買った本を紹介しあった。












キモチワル
と今、目を覆い隠した諸君
これは崇高な読書人にしか分らない
彼女の紹介みたいなものなのだ….きっと。
理解はしなくてもいい。





お昼食べてから買い足して1万円を2人とも超した。

満足とほんの少しの後悔でずっしり重くなった手提げを持って帰路につく。



Hくんは大阪駅で帰りの電車賃がなくなるーと
哀しげに叫んでいたがどこが嬉しげでもあった。
要は彼がドMなだけなのかもしれない。


そして、少年は素敵な本棚を注文した。
実に楽しみである。
整理して一段落したらここのブログで自慢する予定である…


ぜひともお付き合い頂きたい。


2012年6月18日月曜日

一栄一落


今日(17日)のページビューがとても多い。


多いと言っても二桁だが(50以下)…
いつもは一桁なのに
遂にこのブログも成長を遂げたのか.
主人に似合わずよくやった.


このgoogleの無料blog"blogger"には
管理人だけ見れるページがあり
そこでデータを管理してくれている。
その中の1つに検索エンジンに打ち込んだ文字で
この茄子のブログに引っかかり、
かつアクセスしてくれた検索ワード
を見る事ができるのだが

「不毛な大学生」

という文字が目立っていて
頗る笑ってしまった。

「不毛な大学生 自転車」

とまで検索してくれていた!
(更新自体をもっと増やさねば!!)

その人にありがとうを伝えたい。

と共に、不毛な大学生活を満喫しようではないか
桃色のキャンパスライフなど儚いものである。
と言いたいものである。


『大学という不毛の大地を開墾して収穫を得るには、
命を懸けた覚悟が必要だ。
悪いことは言わんから、寝ておけ寝ておけ。』


と、かの有名な偉人も言われておる事である。
寝る子は育つ。


『一栄一落これ春秋で大変結構な味がする』

鬼の言葉であるが
この味を知りたいのなら寝てばかりはおれん。

少しくらいは本を読もうと思うわけである。





にはにはにはにはとりはいないが
かぼちゃがいる。



2012/5/18

2012/5/31

2012/6/17



この南瓜は弟が食べた南瓜の種を庭に食い込ませたところ
みるみるうちに成長した。

そして本日、人工授精を完了した。

ご覧の通り
成長力は凄まじい。
まさに一栄の様である。

風船くらいの南瓜がふわふわ浮きはじめ
空に根を張り巡らす時代がきたら
南瓜に支配されるかもしれん。
こわやこわや。


成熟した南瓜が待ち遠しい。
今年のハロウィンに期待が高まる。







2012年4月30日月曜日

京都四畳半化 翔

ででん。

2日目

am 4時すぎに銀閣寺へ向け出発.
目的は裏の大文字山でお天道様に"おはよう"と言うことである。
夜中の道路は素晴らしい.
2~3車線の道路をトップスピードで滑り抜けらる。
案の定
大文字山の麓に着いた頃には汗がむんむんと吹き出していた。

他の登山に行かれる地元の方がいて助かった。
もしいなければ遭難していたと思う。
山を甘くみてはイケナイ.
教訓を得る事になった。

30分足らずで大文字の火床に到着


5時前くらいだったはずである。
眺めはよい。




見下ろすと
案外、急傾斜である。
登るときはこの階段を登ったが手応えあり。
マニアックに言うならば
白馬乗鞍の五線並の斜度はあった。



もう少しあがったところで
珈琲とパンをいただく
うむ 至高。




(一応)道路と階段の分かれ道。
ここに流れる地下水(湧き水)のビオトープが美しかった。





これ以上に気持ちよかったのが
こういった場所に集まる人は地元民かつ元気人だ。
彼らとすれ違う毎に交わす"おはようございます"の挨拶には趣がある。



秘密基地で身支度を整えてから
鴨川デルタへ向かう
一番お気に入りの場所だ。
勝手に拠点としている

京都の大学生はさぞ優雅であろうぞ




レブン書房できつねを購入後


インクラインに向かう、そして琵琶湖疎水、水路閣へ。









ここはあえて詳しくは書かない。
よくよく考えてくれたまえ。
僕は1人だ。
The lonely aubergine.

写真も自分で撮るから自転車を被写体にかぶせる。
どうみても寂しいヒトではないか。
だからインクライン云々は彼女とデートで行った暁に
写真付きで詳しく書く事にしよう。


その後
茄子は学生の特権を振りかざし
学割定期を使用して家まで無事帰りましたとさ.



















愛車のルッコラ(ピストの名前)は
もともとスノーボードのオフトレのつもりで買ったが
それ以上に何処へでも連れて行ってくれる。
1人で旅が出来るくらいに。
今回の1人旅で知ったのは
現地の人と話す事がすごく楽しいってこと。
友達とかのグループで行くとどうしても閉鎖的な空間になってしまう
たまには1人でぷらぷらするのもアリだと思う。
茄子は独りの時間が大好きだ

弁天さんみたいに可愛いぷりぷりした乙女が1人で歩いていると
天狗に連れ去られて天狗の修行をされちゃうかもしれないから
気をつけなさって。
僕をボデーガードに雇えばいいのだ!!










起承だからって
天があると思うなよ!
おたんこなすのぼけなすが!!!


京都四畳半化 癸

世間はGW.
諸君はどのように時間の浪費をしているのか
1年生のときはひたすら寝ていた!
2年生のときはバイト漬け、iPhoneもこの時期に購入。
そして今年。

残りの休みは雨なので
休みなどあってないようなもの。
そんなことなどお見通しなのだ。


27日の晩まで京都など森見さんや梶井さんの
庭に僕の付け入る隙などないからヤダ
と駄々を捏ねくりまわしていたが、行って正解だった。





28日の早朝大阪南部から
洛西竹林公園に向かう。
うむ、美しい。
艶やかな竹林であった








人生に必要なもの一切が竹林にあるとかないとか。

きっと 無い。






嵐山にむかうと人が水が流れるが如く犇めき合っていた。
茄子はこんなところをあまり好まない。

だけれども小学校のときから気になっていた
金閣寺はしっかり見物したのである。
もらえるお札はリュックの中でそっと大切に保管する事に決めた。





そのまま秘密基地のある松ヶ崎へ寄ってから
鞍馬山を目指す。
一定の斜度が続いており変速ギアを持たない
我がハニー号と茄子は苦められた。
がしかし
ドMが凄まじく開花し お茶の子さいさい



鞍馬と貴船の分かれ道。





鞍馬山


奥の院魔王殿までを一回り。
女性はヒール以外なら大丈夫だと思われるが
途中からは山道なので奥まで行くなら注意。
閼加井護法善神社でお水を2回も汲ませていただいた。
感謝




鞍馬天狗
如意ヶ嶽薬師坊、赤玉先生の代わりに成敗しときましたよ!



わらび餅もオイチイ。

心天狗というそば屋さん
いいお店で奥さんはとても親切であった。




1日目が終わる。














あの後、とある温泉へ行った。
ここには間違いなく森見氏の形跡があった。
ぷんぷん匂いが漂い歩いているだけで漂流香にぶち当たる
次第に妄想は高まる。
そんな中、番台のおばあちゃんとも
仲良くなりまたお話しに行こうと思っている。
しかし高い…
安い文庫1冊の価値があるのか
高いか安いかどっちなんだ。
あるかないかのチャンスにしがみつくのか
そこまでして師に巡り会いたいのか

逆境の中にこそチャンスは眠っている。


作家休業中の眠れる獅子を
千尋の谷の上から起こそうじゃないか。