2012年8月3日金曜日

暴挙


大学の試験が終わり3年生の夏休みに突入した。

4年次の夏休みはどうなるかわからないので
気軽にのほほーんと過ごせる夏休みは
今年が最後かもしれない。
これは茄子の一生においての一大事である。


"なにかせねば"


こういったワケワカラン
衝動に駆られた少年は
未来にむけての布石を
ところ構わずに打ち込む。

そこに「有意義」と言う風な利益的意味は無い。



少年はHくんという友達を引き連れ
梅田の丸善ジュンク堂に乗り込んだ。
彼らはささやかな時給で
せっせとアルバイトで稼いだ1万円を使い切り
文庫、新書、単行本を買う。という
1万円企画
を決行したのである。


まさに暴挙以外のなにものでもないのは言うまでもない。



おのおの捏ねくり回してカチカチになった
ブックリストを片手に持ち
買い物かごに次々と本を投げ入れた。

Hくんは
本屋で買い物かご持つなんてはじめてやぁ
とはしゃいでいた。

購入する本に目星を付けていたので
小1時間程で約1万円分であろう本を持ち
レジへと前進

しかし

なんとHくんは8500円くらいで
1万円に満たないという卑猥な行為をして退けたのだ!

少年は10540円と多いに満足
もっと卑猥だ。
左のレシートは後で買い足したもの。






近くにある少年の元バイト先で優雅にランチを頬張り
買った本を紹介しあった。












キモチワル
と今、目を覆い隠した諸君
これは崇高な読書人にしか分らない
彼女の紹介みたいなものなのだ….きっと。
理解はしなくてもいい。





お昼食べてから買い足して1万円を2人とも超した。

満足とほんの少しの後悔でずっしり重くなった手提げを持って帰路につく。



Hくんは大阪駅で帰りの電車賃がなくなるーと
哀しげに叫んでいたがどこが嬉しげでもあった。
要は彼がドMなだけなのかもしれない。


そして、少年は素敵な本棚を注文した。
実に楽しみである。
整理して一段落したらここのブログで自慢する予定である…


ぜひともお付き合い頂きたい。


1 件のコメント:

  1. がくちゃーん2012年8月3日 12:17

    いいやん、また面白かったやつ貸してけろ(笑)
    ランチおいしそう!

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