2013年4月6日土曜日

現状



4月になって春が見え隠れしている。
どちらかというと前面にのし上がってきた。
雪は解け、山は緑に包まれることでしょう。
街では桃色のキャンパスライフを目指す若人たちが
我こそはとコンパの場で群雄割拠の時代が到来し
新社会人は新たな門出に心躍らせている人も多いのではないだろうか。

そんななか戦国時代の世代もある。
世に言う就活生だ。
その様子を的確に表現した動画が投稿サイトにあったので紹介する。
FBで友人が紹介していたものを引用した。
下の動画はようつべなのでどうぞ。






Recruit Rhapsody
就職活動狂想曲


あまりに滑稽、拍手喝采の出来であると思う。



私はこれを一つの風刺だと捉える。
様々な愚痴をここで連ねてもまるっきり意味は無いので割愛するが、
少々の強調はあれど
これが日本のリアルの就職活動であって
就職支援会社らによって標準化された形である。

同時に少なからず疑問視する人があって
このような動画が作られ、評価されている。




最近イジメで自殺する学生
というものがよく取り上げられている。
しかし、就職活動の結果、自殺する学生が一定数居る事は
ほとんど取り上げられない。
社会からイジメられてるというのにだ。

メディアというものは面白いものである。


自殺の話はとりあえず棚にあげておく。



とにかくだ、10年後
いや、もし我が子ができて
就職だ となったとき
少なくとも今みたいな社会でないことを祈るばかりだ。
そのような社会にできるかどうかは今就職活動をしている
我々の世代にかかっているということも肝に銘じなければならん。







そんな今、読んだ本がこれ。




読書感想文を書くように宿題を渡された。
課題図書は Le Petit Prince

邦訳版であるが仏語で書いてみた。
カッコイイ….


これ、読むべきです。
要は子ども心を忘れちゃあいけませんと
サンテグジュペリは言っているのだと今は理解していますが

深いですな。

フランス人だからか知らないけれど
海をle merと女性名詞を付ける感性が滲んでいるというのか
飛行機乗りというキザな感じが出て来ているのか...
(紅の豚のポルコ、カーチスみたいな)







登場人物のキツネくんの名言をここで


『ものは心で見る。肝心なことは目では見えない』


いいですねぇ。

人の目ってのはどうも曖昧なものですが
無いと大変不便ですね。
だけれどもやっぱり見えてるのは表面の殻
だけなんですね。




今読み返してみると新しい発見があるかもしれませんよ。









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